フェイジョア

すっかり寒くなりましたね。そんな中で南米原産のフェイジョアの実が大きくなってきました。 グアバと同じフトモモ科なのでグァバに似た花を咲かせ、パイナップルのような香りがします。そんな事から別名でパイナップルグァバと呼ばれ、味はバナナと洋梨を混…

ヤーコン

薩摩芋を掘ったついでに少し早いがヤーコンも試験で掘ってみた。 ヤーコン栽培には力を入れており、アンデスの雪、サラダオカメ、在来種、そして今日掘ってきた種類不明の物だ。 掘った結果は少し小さい。ヤーコンは結構肥料食いなので、少しばかり肥料が不…

キノコ

家の西裏に転がしておいたまま忘れていたコナラの木に椎茸が出来ていた。 何れも手を広げた程の大きさで、大きくなり過ぎている。 我が家でもこれ程大きくなっているのだから、山に行けば色々なキノコが取れる事だろう。 キノコ好きの人のブログを読んでみる…

また一人

図書館へ行ったら、カウンターの横に「鈴鹿市出身の作家、太田蘭三氏死去」と小さな張り紙がしてあり、横に26日新聞記事の切り抜きが貼り付けてあった。 氏の小説を始めて読んだのは、山岳雑誌『山と渓谷』に連載されていた「脱獄山脈」だが、山が好きなの…

ゴシュユ

僅かな売り上げであるが薬草苗をネットで販売をしている。 近頃気付いたのだが、蝶の餌に薬草苗を買って頂いているお客様がチラホラあると言う事だ。クララ、エビスグサ、セイヨウバクチノキ、ゴシュユなどで、蝶好きの人なら何を飼っている人の注文だと判る…

さつまいも

貯蔵穴が出来たので、朝から薩摩芋掘り。根菜類は収穫期に幅があるのでナマクラ百姓には助かる。 畑では大きくなりすぎたオクラが風に揺れているが、実は収穫時期を逸する野菜が結構多かったりするのだ。 芋はベニアズマ、ベニハルカ、安納芋の3種を栽培し…

倒産

今朝の新聞の地方版を見ていたら、四日市の理工産業が破産手続きの開始とありました。 さっそくネットで見ると、7月に自己破産をしていたのですね、田舎に引きこもっていると、情報に疎くなります。関連のインターネット三重のhpを見ると、8月10日に「…

芋穴

薩摩芋の収穫準備にと、芋の貯蔵用穴を掘った。 薩摩芋は南方系の芋の為に、保存は10度Cが望ましく、5度前後の低温におくと腐敗が始まるので、農家は南側の軒先に穴を掘って貯蔵したが、適当な場所が無いので、デッドスペースとなっている松の木の下に掘…

鈴鹿植木祭り

今日は鈴鹿の秋の植木祭りに行ってきました。 2年間だったが農協の子会社で緑化工事や植木卸に従事し、イベントでの植木販売も行っていたのでこの雰囲気が懐かしい。 植木生産者の方にはお世話になったので、少し鈴鹿の植木について書いてみよう。 鈴鹿川中…

菊芋

少しご無沙汰気味の川畑1号へ薩摩芋を掘りに行くとキクイモの花が満開になっていた。 この花は派手な割には、今一つ風情が無い、たぶん背が高すぎるからだろう。 北米原産でキク科ヒマワリ属だそうだから、花もヒマワリに似ており、高さは2m以上にもなる…

今日も庭木の整理 庭で大きくなり過ぎた木を伐採する。残念ではあるが前に書いたように元気なうちに伐っておくのだ。 先日は鉈の紹介をしたので今日は斧を見てもらおう。 一番上の斧は根切り斧と呼び、木の伐採に良く使ったものでるが、無銘の全鋼で古い物だ…

甘い風

畑に水遣りに行くと、ステビアが一斉に花を付けていた。 薬草栽培の本命をアシュワガンダに定め、その苦さを和らげる為に、甘茶や甘草、羅漢果等の甘み成分を持つ薬草を栽培してこれが一番と辿り付いたのがステビアである。 このステビアの大量繁殖は少しや…

試し切り

垣根が繁りすぎだと女房に言われたので、今日は植木屋 剪定だけでなく、大きくなりすぎた植木も切ってしまう事にした。 年老いて身体が動かなくなると自分では管理ができなくなるが、庭師さんに頼むと費用も多額になるので、残念だが高木類は最低限に減らし…

冷まじや

遅ればせながら「アリババ帝国」という本を読んだ。アリババの創業者馬雲(Jack Ma)の1999年から2009年までの10年の軌跡で、図書館で本を借りる際に小説ばかりでもあるまいにと1冊加えたものだが、正直「ツマンネ」。 しかし、チャイナド…

茄子の花

今日は鈴鹿サーキットでF1レースの決勝 我が家は距離はあるものの鈴鹿川を挟んで向かい合った丘陵にある為に、サーキットからのエンジン音が聞こえる かっては大きなレースがある度に鈴鹿サーキットには10万を越える客が全国から集まり、終了後はいたる…

赤い実

今日で3日目の朝から出勤で畑に。 温かで空気は乾燥し、秋の風も心地よい絶好の農作業日和で、苗床を作ってタマネギとラベンダーの種まきをする。 午後は喫茶店で粘って週刊誌の纏め読みしたあと、畑に戻ってキクイモとヤーコンの試掘りをするが、未だ早す…

青いトマト

朝からモードが少し身に馴染んできたようで、今日も10時過ぎから(朝とは言えないか)畑へ 季節的には遅すぎるが、キャベツの種まきだ 夏野菜を取り込んだあと、一度管理機で耕して畝立てをしたのだが、台風や連日の雨で、すっかり平になってしまった。 黙…

嵐過ぎ

亀山の地に1時間で79ミリの降水量をもたらした台風17号は、我が畑にも少し爪痕を残していった。 畝の表土を流してしまい、芽が出たばかりの白菜やダイコンの根を露出せてしまったのだ。 今日は朝から畝に肥料を撒き、次いで埋まった溝から土を上げ、苗…

野末の花

明るい日差しを、渇ききらずに輝かった畑土は空へと跳ね返し あちこち虫に食われたダイコンの葉は、風呂上りのようにさっぱりとした姿だ ニガウリは古い竹で作った支柱の上半分を風に折られ、ダラリと下がりながらも、しっかりと青い実を離さないでいる。 台…

野分悲しき九月尽

台風なう 今年は台風の当たり年ですね 僅かに咲残った百日花を、風雨が強くせめています 庭のミニ・ビニールハウスのビニールが飛ばされている 他に被害も出ている事でしょう 今日の百姓一句 名月を 隠して野分 花までも

エキナセア

薬草と健康茶の販売で成人病や生活習慣病の予防を願う 鈴鹿山麓 自然生村 秋は人を詩人にすると言うが、実は季節型の欝病と言うのがあって、特に秋や冬の季節になると多いらしい。 恋人と別れたり、病気になったり、失業したりなどと、はっきりとした憂いの…

可愛い花

「Petite Fleur 可愛い花 その花のように いつも愛らしい・・」 それをジャズとも知らずに、少し大人びた気分で口ずさんだのは、遠い昔の『可愛い花』 そんな、懐かしくて愛おしい、小さな花が畑の隅で咲きだした。薄紫の可愛い枸杞の花だ。 このクコは何度…

椿

小説『暗い絵』を読んだのは40年以上も前なので、物語の時代をちょいと調べていたら、興味を引くものを見つけた 8月から文末に俳句を付け足しているものの、俳句の知識は全く無いのだが、『暗い絵』の時代の京大では「京大俳句会」の活動が盛んで、季語に…

薩摩芋

今年始めて薩摩芋を掘ってみたが、思っていたよりずっと大きい芋がゴロゴロと出てきた。 今まで荒らしてあった畑で、肥料らしき物は苦土石灰を少しと、地主さんが捨てていった篠竹を畑で燃やして灰を撒いたぐらいである。 我々素人が薩摩芋作りで失敗するの…

彼岸花

畑へ行くのにいつもと違う道を行くと、道脇で彼岸花が咲いていました。 彼岸過でもまだそれ程には花を見る事が無く、今年は少し遅いような気がします。 子供の頃はよくチャンバラをして遊んだものですが、この花を見ると持っていた刀に擬した木や竹の棒で、…

秋風秋雨

今日は朝からシトシトと雨の天気 畑に出る事もできず、インスタントコーヒーを啜りながら文庫本を捲る 読み疲れて外に出るも雨は止まず、僅かに吹く風も侘しさを増すばかりだ。 傘をさして小雨に佇んでいると「秋風秋雨人を愁殺す」の言葉を思い出した。 清…

フジバカマ

今日もウダウダと昼までパソコンに向かってキーボードを叩いていた。 どう活性が落ちている。 そういえば近頃はアシュワガンダを飲んでないワイと、先日収穫して乾燥したままのアシュワガンダとステビアを製粉機で粉にした。 さっそく、既に粉にしてあるドク…

バンラコン(板藍根)

大雨のあと、後回しにしていた川畑2号へ行くと惨たる有様だ 芽生えていた秋冬野菜が長雨のせいで根腐を起している物が目に付き、補植したステビアの多くもダメになっている。 一番痛いのは、雨避けのビニールトンネルが風に飛ばされ、発芽に喜んでいたでバ…

帰農ノススメ

自宅から5キロ程離れた、実家から借りている山の畑に行った。 既に両親や兄も亡くなっており、後を継いだ甥は私が住んでいる隣の団地に家を建て、週末に通いながら6反の田圃を耕している。 集落に田圃は残っているが、どこの家も子供達はみんな生家を離れ…

赤まんま

東支那海浪高しですね 「煙も見えず雲も無く 風も起こらず波立たず・・」日清戦争の黄海海戦を歌った『勇敢なる水兵』は我が家から5km程離れた、東海道は石薬師宿で産れた佐々木 信綱の作詞です。 「旅順開城約成りて 敵の将軍 ステッセル・・」日露戦争…