モリンガ

この数日、やたらとネットでモリンガ由来のサプリや化粧品の宣伝を目にするが、さぞかし広告費を使っている事だろう それに合わせた訳ではないが、うちでもモリンガが育っている。 8月の終わり頃に、一晩水に漬けて市販の種まき培養土に蒔いたが、今のとこ…

甘草

尖閣諸島を巡って、日中間が騒がしいが、前回の漁船衝突の際は、中国がレアアースを禁輸して、産業界が苦労した事を思い起こす。 実は、日中間にはレアアースだけでなく、レア プラント、いわゆる希少植物、特に漢方薬原料の生産や出荷を規制する動きが徐々…

別名 植物バイアグラとか?

今日はアシュワガンダの芽刈りをした アシュワガンダは一般的に根を利用するが、葉にも同じような成分があるので、写真の様な茶刈鋏で芽を刈ってお茶にするのだ 蒸して揉んで乾燥させると下の写真にあるようなお茶になり、このままお茶として飲んだり、粉末…

ステビア

昨日刈り取ってきたステビアの茎を水洗いして葉を摘み取り、それを更に水洗いして天日干しにした。 写真は乾す前と、乾した後。あまり太陽に晒すと色が黒くなるので、明日は電気乾燥機で仕上げ乾燥をして粉にする予定。 残った茎の方は下の木質化した部分を…

秋芽だし

関東地方では日照りで水不足だそうだが、当地では8月半ば過ぎから雨がよく降っている。 おかげで、蒔くのが遅れ気味だった白菜や大根等の秋冬野菜の芽だしも良好だ。 庭のミニビニールハウスではダメモトで蒔いた、薬草や薬木もチラホラと芽を出し始めてき…

麻黄

ダメモトの秋挿し木第2段だ 今日は春挿しで失敗したマオウである。 何本かあったのだが、販売しても補充ができずに最後の1鉢となってしまった。 これでダメなら組織培養で挑戦する計画。 マオウは生薬で麻黄と呼ばれ、発汗・鎮咳・利尿に効はあるとされ風…

オミナエシ

昨日今日と雨模様の天気なので、終日小説を読み耽る 誰に咎められるわけではないが、天気の良い日に部屋に篭って本を読むのはどこか憚られるが、雨の日はその遠慮が不要だ。 本は少し時間が掛かっていた中尾實信の『小堀遠州』 茶人としてしか理解していなか…

ツルムラサキ

昨日、既に畝を作り終えた所の種まきは終えたので、今日は手付かずだった部分を新に耕して畝立までするが、やはり前回とは違って土が乾いているから作業はそれなりに捗る。 しかし、相変わらず管理機の力不足で、畝が低いままだ。 明日できる事は明日にしよ…

弟切草

今日は午後より、喫茶店で時間を潰し、少し涼しくなるのを待って、昨日の続きをすべく川畑2号へ 昨日使った管理機に培土器を取り付けて畝立をするが、最高出力2.2馬力と力が弱いのと、粘土質が相まって、低い畝しか出来無い(>_ 鍬を使ってみたが、馬2匹…

秋耕

近頃は夜毎に雨が降っている 計画通りに夏野菜を収穫した後ですぐに畑を起して種を蒔いて置けば、この雨で芽も出たろうにと悔やむばかりだが、今更何ともならない 遅ればせながらと、苦土石灰と油カス、高度化成肥料を撒き、古い管理機を引き出して畑を耕す…

ハトムギ

今年初めて作付けしたハトムギが実ってきた。 12m程の畝に種を撒いたが、何とか育ってくれたようだ。 白く見えるのは受精しなかった実で、中身の無い不稔だが、何故か可哀想。 子供の頃にジュズダマで遊んだ思い出のある人は多いと思うが、ハトムギはジュ…

ケツメイシ

やはり9月だ、どことなく昨日よりは涼しげに感じる。 日中は残暑もきついので、夏の盛りと同じように夕暮れを待って畑に出るが、時刻を早めなければいけないようだ。 畑に出るとエビスグサが風に揺らめいていた。 傾きかけた秋の日を受け、黄色に赤みが差し…

キャットニップ

今日は、少しだけ仕事モードで、幾つかの薬草と葉ネギを箱播きする。 庭の雑草は相変わらずの放置プレイだが、草の中で紫蘇科の犬薄荷が花を付けていた。 植物の名に「イヌ」がつくと「劣る」とか「役に立たない」という意味になるが、これは「薄荷」に似て…

露草

暇は十分にあるのだが、生来の無精者なので、雑草が茂って庭は草茫々である。 そんな雑草の中に露草を見つけた。植えた訳ではないが、これも一応、薬草で、生薬名を鴨跖草(オウセキソウ)と呼び、葉を乾燥し、解熱、解毒、風邪、利尿などに用いられる。 花…

藪蘭

昨夜来の雨も上がり、庭に初秋の風が吹く きのうまで気付かなかったが、垣根の下草に植えてあったヤブランが花を付けていた 昔は山菅と呼ばれ、万葉集にも14首詠まれているそうで、根が強く複雑に張ってる事から「思い乱れる」や「乱れ恋」など、ワケアリ…

金水引

庭にキンミズヒキが咲いた 花ぐらいその名の如く、豪華に咲けよと言いたい程に 貧乏な我が家に似つかわしく、パラパラとしみったれた調子で黄色い花を付けている どうやら花にも矜持があるらしい(^_^) 今日の百姓一句 やつれしも 金水引や 庭飾り薬効として…

羅漢果

羅漢果が蔓を伸ばしている 我が家に来て7年経ち、雌雄異株との事で一時は10株程育てたが、結実どころか花を咲かす事もできなかった 羅漢果は中国が植物資源保護で海外持ち出しを禁じているので、種苗の入手が難しいので栽培している所も少ない。 日本では…

日々草

毎日が日曜日になってから、曜日の感覚が薄れるばかりだ。 今日は土曜日だったが、いつもと同じで午前中はパソコンを叩き、午後も涼しくなるのを待って畑へでる。草にまみれたニチニチソウの救出だ。 1968年、米国のゴルマン博士がニチニチソウに含まれるア…

ホップ

今日の薄暮仕事はミニ薬草園の草取りだ。 草に埋もれているので、通路兼溝を刈払機でなぎ倒し、薬草のある部分は手で抜いたり鎌で刈ったりするのだが、草だけと思って草刈払機で薙いだ所に大事にしていた薬草があったりする。 今の薬草園ではシソ科のハーブ…

女郎花

8月も残り僅かと言えど、陽の光はまだまだ強く、軟弱者の俄百姓は薄暮を待って家を出た。 それを見送るかの様に女郎花が揺れるが、未だ蕾なのでお女郎さんになる前の禿とでも呼んだ方が良いような、黄色の玉を結んでいる。 今日の百姓一句 夕陽受け 踊る蕾…

ナツメ

高校野球も明日は決勝となり、オリンピックを挟んだ、夏の興奮も幕となる。 我が家の庭も季節の移ろいをみせて、この間芽をだしたと思っていたナツメがしっかりと実をつけ、しかも僅かに赤くなっているのもある。 赤く熟すと小さなリンゴのような実になるが…

大深トウキ

少し涼しくなったようなので、いつもより早めに家を出たが、やはり残暑は厳しい 畑には遠回りをして向かうと、1軒の家でムクゲに目を惹かれた 昔の実家に咲いていたのと同じ花だ もう既に両親はなく、ムクゲもいつの間にか無くなっているが、懐かしい思いで…

初秋の畑

何時もの如く午前中はネット三昧で過すが、ちょいと気が引けたので庭の草を取る。 今の季節の草取りは賽の河原の石積みで、取っても取っても生えてくるのだ。 ならば科学の力を見せてくれんと、除草剤を一噴きしたいところだが、誘惑を振り切ってひたすら草…

鈴鹿越

昨日に続いて山の畑に行くが、少しばかり動いただけで汗まみれになる 畑の裏の家では子供が涼しげに水遊びをしている。独り暮らしだったお婆さんが昨年亡くなって普段は空き家なのだが、お盆に孫が戻って曾孫を遊ばせているようだ。 暑いのに無理は禁物と根…

荒れ畑

今日は久しぶりに山の畑に行く。 畑は見るも無残な姿で、草の山だ。苦労して休耕地を使えるように整備したのに、1年間放置すると元の荒地に戻ってしまう。 おまけに至る所でイノシシが穴を空けており、それを埋めるのも大変な仕事になる。 秋そばでも作ろう…

ヒメウコギ

今日は季節に背いて挿し木を行う。 我が家の庭には幾種類かの薬木が植えてあるのだが、垣根の一部にしているヒメウコギを切って挿し木をした。 ヒメウコギは今では米沢の名物になっているが、上杉鷹山が藩の財政改革を進める中で、漆や楮、桑、紅花などと共…

キササゲ

木ヘンに春は椿、木に夏は榎、木に冬は柊 では木に秋は? 楸と書いて「ひさぎ」と読み、キササゲ又はアカメガシワの古名だそうであるが、漢字の本家中国ではトウキササゲを楸と書くようなのでキササゲで良いだろう? 我が家の道路を隔てた前に、このキササゲ…

ジャスミン

今日は自宅の庭の草取りや片付けを行う。 季節的には良くないが、挿し木をしてみようと思うのだ。 今からでは根付いた所で落葉の季節になるので難しいだろうが、 春や梅雨の適期にできなかったので、ダメ元で挑戦してみようと思う。場所を空ける為に、挿し芽…

枸杞

久しぶりにまとまった雨で地も緩み、午後からは草取りに最適な日となった。 畑の垣根にしようと植えたクコから始める。匍匐根でよく茂り、刈り込みにも強くて生垣に良いのだ。 クコは丈夫で、肥料も殆ど必要が無く育てるのは簡単なのだが、クコフシダニやウ…

季節の移り目のせいか、天候が安定しない 畑に出るが、空が怪しくなったので早めに戻る事とした 帰り道に脇を見ると、名も知ぬ花が幾つも目に付く。秋を控えて精一杯咲いているのだ。 野辺に咲けども花は花、何れもよくみれば可愛い 今日の百姓一句 独り行く…