ホップ


 今日の薄暮仕事はミニ薬草園の草取りだ。
草に埋もれているので、通路兼溝を刈払機でなぎ倒し、薬草のある部分は手で抜いたり鎌で刈ったりするのだが、草だけと思って草刈払機で薙いだ所に大事にしていた薬草があったりする。
 
 今の薬草園ではシソ科のハーブが小さな花を付けているぐらいで、目だった花は無く、蕾みや、既に実をつけている。
 そんな中で支柱に絡みついたホップが緑の松毬(まつかさ)のような実をたくさ付けていた。これを毬花と呼ぶのだが、放置すると毬の鱗がバラバラになるので、ちょいと小さいが収穫した。
.これを風通しの良い日陰で乾燥すると保存が利くのだ。

 ビールでも造るのか?とお思いかもしれないが、ヨーロッパでは古くから民間薬として不安感の鎮静作用に催眠作用、鎮痛作用があるとして利用されてきた。
 アサ科植物だと言えば、解る人には解るだろう(^_^; 常用しても習慣性が無く、イライラする時や眠れない夜に入眠ハーブティとして良いのではないだろうか?
 但し、薬として規制されていないと言う事は、効果を過大に期待してもダメだよと言う事でもある。
 犬にも効くとの話で、餌に混ぜて使用すると落ち着くそうだ? 旅行などで犬をよそに預ける時に良いかもしれない。

 今日の百姓一句
手を伸ばす 先に青空 ホップ摘み

ちょいとベタすぎるなあ(^_^;

              薬草・ハーブ 鈴鹿山麓 自然生村