ステビア


 昨日刈り取ってきたステビアの茎を水洗いして葉を摘み取り、それを更に水洗いして天日干しにした。
写真は乾す前と、乾した後。あまり太陽に晒すと色が黒くなるので、明日は電気乾燥機で仕上げ乾燥をして粉にする予定。
残った茎の方は下の木質化した部分を赤玉土に挿し芽をする。
ステビアは発芽率が悪い上に、甘くないのも出てくるので、うちでは挿し芽で増やしている。

 ステビアはノンカロリーながら砂糖の300倍も甘いそうだが、ホンマカイナ?との感はするものの、相当な甘さには違いない。
アメリカでは甘味料としてこれが普及すると困る人工甘味料会社がロビー活動を続けて食品添加物とするのを禁止させ、色々な悪い噂を流していたが、それも科学的に否定された。
2009年に食品医薬品局(FDA)がステビアの食品への使用を認めたのに応じて、コカコーラやペプシステビアをの利用を決めたが、それを見越して両社は禁止されていない日本でダイエットコーラに使用してテスト販売をしていたと言う?
カーギルやコカコーラはステビアの特許を固めたそうだが、ポカリスエットステビアで先行していた大塚食品はどうなんだろうとちょいと心配

 茎は抗酸化力が強いとの事で、ここからサプリメントを作っている所もあるが、葉と茎を一緒にすると茎の苦味が出てくる。
キク科の植物なので、いたって栽培は簡単だからカロリー摂取を気にする人は自宅で栽培をしてもらいたい。

 今日の百姓一句
秋晴や 草乾す空に 鳶舞う

               
                 薬草・ハーブ 鈴鹿山麓 自然生村