別名 植物バイアグラとか?


 今日はアシュワガンダの芽刈りをした
アシュワガンダは一般的に根を利用するが、葉にも同じような成分があるので、写真の様な茶刈鋏で芽を刈ってお茶にするのだ
蒸して揉んで乾燥させると下の写真にあるようなお茶になり、このままお茶として飲んだり、粉末にする。

 根も乾燥させて短く切って煎じたり、粉末にして飲むが、葉も根も苦いので牛乳や蜂蜜で好みの味に調整すると良い。
効能は植物バイアグラと密かに呼ばれるように、男性の精子を増やし活力を付ける。また、脳の働きを良くしてボケ防止やアルツハイマーの予防に良く、その他リウマチやガン予防、咳止めにも効果があるらしい・
 
 「そいつは良いや、お前、そのお茶が出来たら売ってくれ」と言われても売れない(^_^;
 正確には、今までは売れたが、この秋から売れなくなったのだ。
従来は食品扱いで自由に売買できたが、薬に指定されて薬屋さんでしか売れなくなった。
これに対してサプリ業界は随分反対したのだが、製薬業界とは政治力が違うので覆らずに残念。
 
 農協に勤めている時に薬草に目覚めたのだが、お茶の生産が盛んな当地では、荒茶の値段が安くなって放棄された茶畑が沢山あるので、これを栽培し、製茶工場を利用してお茶にすれば良いのではと、色々研究?してきたが徒労となった。

 効能が否定された訳でなく、逆に「効果があるので、素人さんが売っちゃいけないよ」と言う訳である。
 自分が栽培し、自分が使う分には何の問題も無い。精子の数が少なくて子供が出来にくい家庭や、お年寄りは是非とも栽培して欲しい。
 これまで全国に種を販売して普及に勤めたが、種や苗の販売は問題無いので続ける。

 今日の百姓一句
畑刈や 息つく背中に 秋の風

          鈴鹿山麓 自然生村