薩摩芋


 今年始めて薩摩芋を掘ってみたが、思っていたよりずっと大きい芋がゴロゴロと出てきた。
今まで荒らしてあった畑で、肥料らしき物は苦土石灰を少しと、地主さんが捨てていった篠竹を畑で燃やして灰を撒いたぐらいである。
 我々素人が薩摩芋作りで失敗するのは、肥料を遣り過ぎて蔓ばかり育って芋が大きくならない場合と連作障害なので、周りからも今年は良い芋が出来るだろうと言われていた。
作付けをしたのは写真で赤いベニアズマとピンクの安納芋、そして写っていないがベニはるか。
苗はネットでバラバラに購入したので送料を含めると8千円程掛かってしまったが、女房に知られると芋など買えば1コ100円だと叱られる事だろう。
 
 しかし、皮算用で300個は取れるはずなので、作ったは良いがどう処分するのかが問題。
焼酎を造るのが一番良いのだが(コラコラ)酒は医者に止められている。取りあえず作りかけの蒸留器の完成は急ごう(アロマオイルの抽出用ですよ^_^)
 焼酎の手作りは農文協の高千穂辰太郎著『趣味の焼酎つくり』に詳しく、その筋の人にはバイブル的存在であるが、ネットでググれば様々な体験記を読める。
 なを、この本では蒸留鍋として使う寸胴鍋の蓋を外注加工しているが、鍋の上端が外へ出ている物を探せば、蒸気の出口を付ける穴を開けるだけなので外注の必要は無く、HPでリンクして頂いているlemonglassさんはこの出っ張りと蓋をクランプで止めているとの事。
 私は業務用の圧力鍋をヤフオクで入手したが、これなら蒸気の噴出し口にシリコンホースを差し込むだけでよい。家庭用の圧力鍋でも簡単に蒸留装置ができるので、関心のある人はネットで検索してみると良いだろう。
もちろん焼酎を買った方が余程安く飲めるが、酒の密造は男のロマンだ? 気分は禁酒法下のアル・カポネ(^_^)
 
 今日の百姓一句
畑の藷 田舎娘か 紅に土
               薬草・ハーブ 鈴鹿山麓 自然生村