ツボクサ


今日は午前中に椎茸のホダ木を整理し、午後はポット苗の植え替えと株分けをおこなう。
薬草を栽培している中で、山で薬草らしいからと採取してきたものの、正確には判らないと言うのがある。
今日の写真がその一つで、ツボクサだとは思うのだが、カキドオシにもよく似ているので今ひとつ自信が無いのだ。カキドオシはシソ科で小さな花が咲くが、こいつは花の咲いたのを見てない。

 伊賀市ゆめが丘の三重大学伊賀研究拠点に薬草園を作るとかで、薬草苗を買っていただいた折にこれも一緒に送ってツボクサかどうかと尋ねたが判らなかった。ま、元々は農学部の先生だから止むを得ない。
鈴鹿医療科学大学薬学部は薬草園担当の先生から、おたね人参の苗が欲しいとの事なので、無料でさしあげてこれも一緒に持参して聞いてみたが知らないとの事。和漢医薬研究の盛んな富山医科薬科大からみえた先生だったので期待したが残念。

 このツボクサは英語でIndian Pennywort/Gotu Kola 、中国だと 雪公根と呼ぶセリ科の植物で、静脈瘤や下肢のむくみの緩和、血液の浄化、利尿作用、潰瘍予防、めまいや耳鳴りの改善、鎮痛作用、精神安定作用など、色々効くと言われているが、記憶力を良くするとの説も!
タイでは、ブアボックと呼ばれ、生野菜としてよく利用されており、最も多いのはジュースでタイの青汁だとか。味はみつばに似ているとの事(実は未だ食べてない^_^;)
特に女性に好まれているそうで、抗酸化力が強く、皮膚の炎症を抑えて美肌効果があるとか。
早く特定してせいぜい食し、我がボケの進行を止めたいものだ。

           薬草・ハーブ 鈴鹿山麓 自然生村